2020年9月の宿泊稼働指数を発表いたしました。
データサラダで収集分析している日次宿泊稼働指数※の9月集計値をプレスリリースいたしました。
2020年9月の全国の宿泊稼働指数は32.0となり、引き続き低い水準にあるものの、前月の32.0より8.7pt高く、2020年4月を底にして5カ月連続で改善ました。前年差は▲23.6ptと8月よりも低下幅が縮小しています。
7月~8月にかけての感染再拡大が沈静化したことと、GoToトラベルキャンペーンによる割引により、宿泊施設の稼働状況は回復トレンドとなっています。また、4連休中の9月20日には、指数がコロナ禍後で最高の75.9となりました。
プレスリリース資料:
http://www.kerc.or.jp/report/2020/10/10720209.html
※日次宿泊稼働指数は、宿泊予約サイトのデータを収集整理して、日次の空室の水準を九経調独自に数値化したものです。7月も、5月~6月に続いて休業するホテルや旅館が相次いだため、宿泊予約サイトの空室数が急速に減ることとなりました。そこで、これらの休業施設を除いた指数の算出を過去に遡って「特別集計」として掲載しています。ビッグデータの「新型コロナウイルス」コーナーに掲載しておりますのでご注意ください。
10/7日本経済新聞電子版に取り上げられました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64729320X01C20A0LX0000/