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お知らせ

2020年8月の有効求人件数を発表いたしました。

データサラダで収集分析している日次有効求人件数※の8月集計値をプレスリリースいたしました。

 2020年8月の全国の有効求人件数は1,011,028件となり、4カ月ぶりに百万件を上回りました。前月比は2.0%と2カ月連続で増加、前年比は▲27.0%となり、前月の▲28.2%から改善しました。
 有効求人件数は、新型コロナウイルスの感染拡大により2020年3月から5月にかけて前月比▲5%を下回る大幅な減少が続きました。その後も6月は微減となりましたが、7月には経済活動の本格化に伴って増加に転換し、8月も一部の企業・店舗等で採用活動の再開がみられたことから、2カ月連続での増加になりました。
 また、地域ブロックでは12のすべてのブロックで、都道府県では47のすべての都道府県でプラスとなり、地方ブロックは2カ月連続で全地域ブロックプラスとなりました。特に、東北(前月比+3.5%)、四国(同+3.3%)、沖縄(同+2.9%)でプラス幅が大きくなっています。ただし、前年比をみると、各地ともにマイナス 20~30%とまだまだ水準は低くなっています。

プレスリリース資料:
http://www.kerc.or.jp/report/2020/09/9220208.html

※データサラダでは、ハローワークインターネットサービスより就業地別求人情報の掲載件数を毎日取得し、日次で「就業地別有効求人件数」を掲載しています。月次集計値は、各月における有効求人件数の最大値をとったもので、月次での傾向の把握が可能です。なお、本指標の特徴は、厚生労働省公表の統計より1カ月ほど早く傾向をつかめる即時性と、求人を出した企業の所在地ではなく、実際の求人がある就業地の値を捉えている点にあります。

9/2日本経済新聞電子版に取り上げられました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63337440S0A900C2LX0000/

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