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お知らせ

2020年6月の宿泊稼働指数を発表いたしました。

データサラダで収集分析している日次宿泊稼働指数※の6月集計値をプレスリリースいたしました。

2020年6月の全国の稼働指数は17.8となり、前年同月差▲34.0の大幅下落となりました。ただし、指数の水準は、前月の10.9から6.9pt改善しました。
引き続き低水準で推移しているものの、2020年4月を底に、全国、全地域ブロック、山梨県を除く46都道府県において二ヶ月連続で改善がみられました。
前月差の改善が大きな地域ブロックは、九州(前月差+9.7pt)、北海道(同+9.5pt)、東北(同+9.2pt)、沖縄(同+9.2pt)などの地方であり、その反面三大都市圏を含む地域ブロックでの改善が小さくなっています。

なお、データサラダでは都道府県や市区町村の稼働指数も日次単位で掲載しています。
例年よりも極めて水準が低い状況が続いてはいますが、温泉地などの行楽地を持つ市町村での指数の上昇が顕著にみられるようになってきており、観光需要を喚起するキャンペーンの効果がみられています。

プレスリリース資料:http://www.kerc.or.jp/report/2020/07/76.html

※日次宿泊稼働指数は、宿泊予約サイトのデータを収集整理して、日次の空室の水準を九経調独自に数値化したものです。6月も、5月に続いて休業するホテルや旅館が相次いだため、宿泊予約サイトの空室数が急速に減ることとなりました。そこで、これらの休業施設を除いた指数の算出を過去に遡って「特別集計」として掲載しています。ビッグデータの「新型コロナウイルス」コーナーに掲載しておりますのでご注意ください。

7/6日本経済新聞電子版に取り上げられました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61196850W0A700C2LX0000/

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