DATASALAD

お知らせ

2020年5月の宿泊稼働指数を発表いたしました。

データサラダで収集分析している日次宿泊稼働指数※の5月集計値をプレスリリースいたしました。

2020年5月の全国の稼働指数は10.1となり、前年同月差▲46.5の大幅下落となりました。ただし、指数の水準は、前月の5.8から4.3pt改善しました。
引き続き低水準で推移しているものの、2020年5月は、緊急事態宣言の解除に伴って、全国、全地方ブロック、全県において改善がみられました。
指数の水準を低い順にみると、沖縄が5.8、南関東が9.9、近畿が10.5、東海が11.3となりました。広域移動に飛行機が必須の沖縄が全国最下位になるとともに、緊急事態宣言の解除が遅れた三大都市圏を含む地方ブロックがならんでいます。

なお、データサラダでは都道府県や市区町村の稼働指数も日次単位で掲載しています。
例年よりも極めて低水準ではありますが、温泉地などの行楽地を持つ市町村での指数の上昇が少しずつみられる一方で、ビジネス需要中心の都市部での動きが鈍くなっており、個人の観光需要からの立ち上がりの萌芽をみることができます。

プレスリリース資料:http://www.kerc.or.jp/report/2020/06/65.html

※日次宿泊稼働指数は、宿泊予約サイトのデータを収集整理して、日次の空室の水準を九経調独自に数値化したものです。5月は、休業するホテルや旅館が相次いだため、宿泊予約サイトの空室数が急速に減ることとなりました。そこで、これらの休業施設を除いた指数の算出を過去に遡って「特別集計」として掲載しています。ビッグデータの「新型コロナウイルス」コーナーに掲載しておりますのでご注意ください。

6/5日本経済新聞電子版に取り上げられました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60045150V00C20A6LX0000/

6/6TVQに取り上げられました。
https://www.tvq.co.jp/sphone/news/news.php?did=24331

一覧へ戻る