2020年3月の宿泊稼働指数を公表いたしました。
データサラダで収集分析している日次宿泊稼働指数※の3月集計値をプレスリリースしました。
2020年3月の全国の稼働指数は14.2となり、前年同月差▲41.8ptの大幅な下落となりました。前年差の下落幅は、比較可能な2018年7月以降最大です。すべての地域ブロックで下落となり、特に下落幅が大きかったのが、南関東(▲54.2pt)、九州(▲46.3pt)、近畿(▲46.1pt)の順となっています。
2020年2月より新型コロナウイルス感染拡大の影響が生じ始めていますが、3月はより強い影響を受けました。大幅下落の要因は、2月のインバウンド(外国人客)減少に加え、3月にはイベント中止や外出自粛等による日本人客の宿泊キャンセルの影響を強く受けているとみられます。クラスターが発生している首都圏や近畿圏に加えて、2月までスポーツキャンプの効果で比較的高水準だった九州の落ち込みが特に大きくなっています。
なお、データサラダでは都道府県や市区町村の稼働指数も日次単位で掲載しています。
プレスリリース資料:
http://www.kerc.or.jp/report/2020/04/42.html
※日次宿泊稼働指数は、宿泊予約サイトのデータを収集整理して、日次の空室の水準を九経調独自に指数化したものです。
4/2西日本新聞電子版に取り上げられました。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/597406/
4/2日本経済新聞電子版に取り上げられました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57565180S0A400C2LX0000/
4/2NHKニュースで取り上げられました。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20200402/5010007387.html
4/2TVQニュースで取り上げられました。