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お知らせ

2020年12月の宿泊稼働指数を発表いたしました。

データサラダで収集分析している日次宿泊稼働指数※の12月集計値をプレスリリースいたしました。

2020年12月における全国の宿泊稼働指数は39.0となり、前月の51.0より低い水準となりました。2020年4月を底に改善が続いてきましたが、8カ月ぶりに悪化に転じました。
ただし、前年差は▲6.8ptと前月の同▲12.0ptよりもマイナス幅が小さく、かつ2020年2月以降でマイナス幅が最も小さくなりました。

12月から翌1月にかけては、季節要因により例年稼働が低下する傾向があり、当月に指数が低下した主因は季節要因とみられます。ただし、一部地域において新型コロナウイルス感染拡大の第3 波による低下もみられます。

前年差を 2020年 11月と比較すると、5道県(北海道、栃木県、群馬県、愛媛県、高知県)でマイナス幅が拡大し、11月までの回復傾向が比較的強かった 4県(茨城県、山口県、大分県、宮崎県)ではプラスからマイナスに転じました。第3波によって、大都市から離れた地域への観光需要が減退した可能性があります。

プレスリリース資料:
http://www.kerc.or.jp/report/2021/01/16202012-1.html

※日次宿泊稼働指数は、宿泊予約サイトのデータを収集整理して、日次の空室の水準を九経調独自に数値化したものです。7月も、5月~6月に続いて休業するホテルや旅館が相次いだため、宿泊予約サイトの空室数が急速に減ることとなりました。そこで、これらの休業施設を除いた指数の算出を過去に遡って「特別集計」として掲載しています。ビッグデータの「新型コロナウイルス」コーナーに掲載しておりますのでご注意ください。

 

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