2022年9月の宿泊稼働指数を発表いたしました。
データサラダで収集分析している日次宿泊稼働指数※の9月集計値をプレスリリースいたしました。
2022年9月における全国の宿泊稼働指数は51.6となり、前月の54.8を下回り、3カ月ぶりに低下しました(図1)。9月は例年、夏休みシーズンから外れることから、前月から大幅に低下する傾向にあります 。2022年も同様で、指数自体は前月から低下したものの、過去との比較では小幅な低下に留まっており、また前年差は+29.2ptと前月(+26.6pt)を上回っています。全国的に新型コロナウイルス感染者数が減少したことにより、観光需要が盛り返しの傾向にあると考えられます。
なお、今月は特別集計として、9月23日に開業した西九州新幹線の影響についての分析も行っております。沿線ならびに周辺の10市町村について、開業前(9月1日~22日)と開業後(9月22日~9月30日)のデータを掲載しています。
プレスリリース資料:
https://www.kerc.or.jp/report/2022/10/10420229.html
※日次宿泊稼働指数は、宿泊予約サイトのデータを収集整理して、日次の空室の水準を九経調独自に数値化したものです。
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10月21日 日本経済新聞に取り上げられました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC131VA0T11C22A0000000/