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お知らせ

2021年8月の有効求人件数を発表いたしました。

データサラダで収集分析している日次有効求人件数※の8月集計値をプレスリリースいたしました。

2021年8月における全国の有効求人件数は1,141,687件となりました。前年比では+12.9%となり5カ月連続でプラスとなりました。また前月比では2.6%となり3カ月連続でプラスになりました。
前年比がプラスとなった要因は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年8月の有効求人件数が前年比▲27.0%と大幅に下落したため、そこからの反動増によるものです。

前月比がプラスとなったのは季節要因に加え、アフターコロナを見据えた回復要因もあるとみられます。8月は例年、求人数が増加する月ですが、過去の水準と比較すると、2021年8月の増加幅は例年よりも大きくなっています。

長期的な傾向としては、2019年の水準には遠く及ばないものの、前年同月の水準を上回っていることから雇用は緩やかな回復基調にあります。短期的にも、前月からの回復傾向が継続しています。新型コロナウイルスの感染再拡大が続いており予断は許さないものの、ワクチン接種率が急速に上昇するなど安心材料が出てきていることから、アフターコロナを見据えて徐々に雇用が回復しています。

プレスリリース資料:
http://www.kerc.or.jp/report/2021/09/9620218.html

※データサラダでは、ハローワークインターネットサービスより就業地別求人情報の掲載件数を毎日取得し、日次で「就業地別有効求人件数」を掲載しています。月次集計値は、各月における有効求人件数の最大値をとったもので、月次での傾向の把握が可能です。なお、本指標の特徴は、厚生労働省公表の統計より1カ月ほど早く傾向をつかめる即時性と、求人を出した企業の所在地ではなく、実際の求人がある就業地の値を捉えている点にあります。

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