2021年3月の宿泊稼働指数を発表いたしました。

データサラダで収集分析している日次宿泊稼働指数※の3月集計値をプレスリリースいたしました。

2021年3月における全国の宿泊稼働指数は33.2となり、前月の29.6を上回り、2カ月連続で上昇しました。季節的要因による上昇に加え、第3波に伴う緊急事態宣言の解除が影響したとみられます。またコロナ禍による宿泊稼働の悪化から1年が経過したことで、前年差では＋19.2ptとコロナ禍以後で初めて前年を上回りました。

プレスリリース資料：
http://www.kerc.or.jp/report/2021/04/4620213.html

4/6日本経済新聞電子版に取り上げられました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC062QS0W1A400C2000000/

※日次宿泊稼働指数は、宿泊予約サイトのデータを収集整理して、日次の空室の水準を九経調独自に数値化したものです。

※今回の発表より、より現実の稼働状況に即した指数とするため、算出方法を見直しています。それに伴い、過去の値が変化していますので、ご注意ください。
【改定のポイント】（下の動画もご参照ください）
1）全サンプルによる通常集計（2018年7月～2020年3月および2020年7月～）と2020年4～5月の緊急事態宣言発令に対応した特別集計（2020年4月～2020年6月）を接続して一本化
2）指数の算出にあたっての過去の最大・最小空室数の参照範囲を過去1年（365日）から2年（730日）に変更